マルチビーム測深器(RESON社)、AUV、超音波ドップラー式多層流向流速計(ADCP)等の海洋観測機器、測定機器及び部品の輸入販売、保守、サービス、ソフト開発、コンサルティング。

取扱製品一覧

マルチビーム測深器/SeaBat

RESON SEABATシリーズ

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アップグレードサービス/アフターサポートサービス

SeaBat81xxシリーズアップグレード
SeaBat71xxシリーズバージョンアップ
SeaBatシリーズ定期保守点検

RESON社は世界中で1700台以上のマルチビーム販売実績を持つ、世界屈指の優良ソナーシステムメーカーです。
RESON社はサポート保守においても多くのユーザーから大きな信頼を得ています。
(株)エス・イー・エイでは、RESON社全ての製品、サービスを提供します。

SeaBat81xxシリーズ アップグレード

プロセッサのみのアップグレードで最新性能のパフォーマンスを引き出します。

簡単にアップグレード可能

81‐Pプロセッサ対象で、アップグレードに掛かる作業は現在お使いの81‐Pプロセッサを最新の71‐Pプロセッサに交換するだけです。
アップグレード後のモデル名はSeaBat8125の場合、SeaBat8125Hに更新されます。
SeaBat8101の場合、SeaBat7101に更新されます。

無駄なく、リーズナブル

交換後、不要となった81‐PプロセッサはRESON社が下取り致します。
(下取りがない場合、アップグレード料金は満額かかります。)

装備はそのまま

お持ちのSeaBatソナーヘッドとケーブルはそのままご使用いただけます。
プロセッサ以外の装備は変更する必要がありません。観測前の準備も今まで通りです。

多彩な追加機能

ビーム本数512本、ロール安定化、可変スワス、等距離発信など最新機能が追加され、ビームの密度とデータ品質の改善により、計測・解析共に効率性が飛躍的に向上します。

安心の点検サービス(12ヶ月保証付与)

アップグレードパッケージにはソナーヘッドの点検サービスも含まれています。
※定期保守点検とは内容が異なります。
保証範囲外事項については後述のとおりになります。

SeaBat8125アップグレード前後の比較

アップグレードの魅力

アップグレードで追加される最新機能のご紹介と、その一部を解説します。

機能アップグレード前アップグレード後(2012年7月現在)
発信ビームビーム数240
等角度発信のみ
ビーム数256、等角度/等距離発信
ビーム数512 等距離発信
等距離発信機能なし遠方データも均一の密度で取得
オートパイロットなしレンジ、ゲインなどリアルタイムで自動的に最適設定を適用しながら収録
ロール安定化なしリアルタイムで船の横揺れを自動オフセット制御⇒常に安定したスワス幅を確保
可変スワスなし5°ごとにスワス幅の変更
ヘッドチルト(ステアリング)なしビーム方向を±30°まで電気的に傾斜させて発信可能ステアリング可能範囲(85°-(スワス幅/2))
クオリティフィルタなし低品質のデータを自動的に除去
不確定性出力なし計測しながらリアルタイムでデータ品質指標を出力
Xレンジ(FM)なし周波数変調により深海でも取得スワス幅を最大化
フレックスモード(オプション)なしビーム間隔の振り分けによる高密度データ
PDS22000統合(オプション)なしRESON社開発の収録・解析ソフトPDS2000との統合

等距離発信

フットプリントの間隔が等距離になるようにコントロールする事で、遠方データも均一の密度で取得し、近方データと同じ品質を確保

等角度発信 最大ビーム数の比較

可変スワスとヘッドチルト(ステアリング)

ソナーヘッドを動かすことなく、PCのマウスでのドラック操作で簡単にスワス幅の変更とステアリングが行えます。

可変スワスとヘッドチルト

フッレクスモード(オプション)

等距離発信と等角度発信のビーム分布をコントロールし、高密度セクターを設定できます。

フッレクスモード

ロール安定化

船の横揺れをリアルタイムで自動オフセットし、有効スワス幅を拡大します。

ロール安定化

アップグレードサービス内容

(1) 71-Pプロセッサへのアップグレードキット
・プロセッサユニット本体、キーボード、マウス
・現在ご使用の収録ソフトも使用可能
・(オプション)解析ソフトPDS2000プリインストールも可能

(2) 81-P(従来のプロセッサ)の下取り

(3) 点検作業と12ヶ月保証
・送受波器のタンクテスト
・ソナーヘッド開封、O-リング、コネクター、ジンク交換
・通電テストおよび最終テスト後、点検内容報告書/証明書を発行
・重大な損傷・欠陥が見つかった場合、別途修理の御見積もりをいたします。
※プロセッサユニットは「フィーチャーパック3」となります。(2012年7月現在)
※点検は定期保守点検とは内容が異なります。保証範囲外事項については後述します。

SeaBat71XXシリーズ バージョンアップ

バージョン比較

機能FP1FP2FP3
ロール安定化
クオリティフィルタ
XYZオフセット
不確定性出力
フレックスモード(オプション)
可変スワス
ヘッドチルト
ワイドモード
計測中の周波数変更(デュアル)
計測中のビームモード選択
オートパイロット
Xレンジ(FM)
New GUI選択
Windows7 64-Bit OS

※FP1はFeature Pack(フィーチャーパック)バージョン1を指しています。

ワイドモード(FP2より有効)

SeaBat7125モデルの場合、165°スワス、ビーム512本の等角度発信

Xレンジ(FP3より有効)

周波数変調により深海でも取得スワス幅を最大化

SeaBatシリーズ 定期保守点検

RESON社製品を長く安心してお使い頂くために。

定期保守点検 サービス内容

  1. (1) 製品の保証延長

    RESON社はシステム納入から1年間、製品と素材について保証しています。
    保証点検後、あらためて1年間の保証が付きます。

  2. (2) ソフトウェアとファームウェアのアップデート

    ソフトウェアとファームウェアを最新版に更新します。 ※フィーチャーパックのバージョンアップとは異なるため、フレックスモードやXレンジなどの最新機能が追加されるわけではありません。

  3. (3) 年次のシステムヘルスチェック

    検査、各部の清掃、セラミックの状態診断などを行い、検査証明書が発行されます。

  4. (4) 3年ごとのオーバーホール

    年次のヘルスチェックに加え、ソナーヘッドを分解し内部パーツに至るまで全て検査、清掃、電気テスト等を行い、組み直し後最終テストを行います。

保証の対象にならない事項(保証範囲外事項)
保証期間内であっても、下記の場合には保証の対象となりません。
なお、この事項は標準の保証範囲に基づくもので、新品納入時、アップグレード点検時、保守点検時全て共通になります。

  • ○事故によって破損・傷害を負ったもの
  • ○ユーザーの不適切な管理、誤った運用によるもの
  • ○RESON社の認可を受けていない者によってソナーあるいはパーツが開封されたもの
  • ○製品仕様を超えた環境での運用によるもの
  • ○一般的な使用の結果としての劣化
  • ○有償範囲とされている新機能の追記や改良

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