マルチビーム測深器(NORBIT)、AUV、超音波ドップラー式多層流向流速計(ADCP)等の海洋観測機器、測定機器及び部品の輸入販売、保守、サービス、ソフト開発、コンサルティング。
Unmanned Surface Vehicle[USV]
Maritime Robotics社製『OTTER』は、予め作成した航路を自動で航行する、自律航行無人ボート(USV:Unmanned Surface Vehicle)です。
NORBIT社製マルチビームソナーiWBMS、LiDAR、PingDSP社製インターフェロメトリーソナー 3D-SSなどの機器が搭載可能です。
『OTTER』の船体は双胴船タイプのため単胴船タイプより安定して航行させる事ができます。
VCSは、OTTERの制御を行うコントロールソフトウェアです。
計画測線(航行経路の設定)、航行中のモニタリングを行います。
WiFi接続のため、リアルタイムでスワス幅、パラメータ、取得データの品質を確認することができます。
ユーザは、VCSにある地図上にOTTERが航走するコースを自由に設定する事が出来ます。マウスのクリックでウェイポイント(WP)を決め複雑な地形でも楽にコースを決められます。 芝刈り型の調整も簡単に設定できます。 また、OTTERが航走中もコースを追加したり、方向を変えたりする事も可能です。
スマートフォンでOTTERの航行をコントロールするアプリケーションです。
調査終了後、OTTERを回収地点まで移動する場合などに便利です。
OTTERは、2つの強力な電気モーターを使用しています。
バッテリーは標準で915whリチウムバッテリー2個が含まれます。
追加で2個、計4個搭載する事が可能です。
駆動時間 | 28hours@1kn |
20hours@2kn | |
9hours@3kn |
※with NORBIT iWBMS@80w、4Batteries
OTTERは右図までは工具なしで分割する事が出来ますが、ワンボックスタイプの車であればそのまま積み込む事が出来ます。
ワンボックスカーであればOTTERを組んだまま搭載し現場まで移動。
前日にバッテリーの充電、ミッションの作成をする事でさらに時間の節約。
OTTERを起動させ、制御用PCとWiFiで接続し動作確認します。
予め作成したヘディングアライメント用のミッションを使用すればユーザーは、5~15分程アライメントが終了するのを待つだけ。
アライメント終了後、作成したミッションを開始させます。
計測が終了したらOTTERからデータをダウンロードし解析します。